設備をそろえた理由など
当院では、一般の内科医院では実施が困難で、大学病院でも予約待ちが必要とされる睡眠時無呼吸症候群の「24時間ポリグラフ検査」を可能にすることが、開院時からのコンセプトでした。
20年前の開院時から、この検査の重要性を認識し、今後、必要とされる患者さまが増加するであろうという予測のもと、導入致しました。
睡眠時無呼吸症候群の患者さまは、高い割合で動脈硬化や高血圧、糖尿病といった生活習慣病をお持ちです。患者さまの健康状態を正しく把握するために、生活習慣病の検査機器も完備しています。
生活習慣病をコントロールし、患者さまのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を維持することが、内科医としての使命だと認識しています。
それぞれの設備の簡単な紹介
レントゲン
レントゲン診断で陰になる部分を確認することで、肺がんや結核、喘息といった肺の病気を診断できます。
心電図
生活習慣病から来る不整脈や心臓機能の不調を診断できます。
血算CRP
白血球の状態を検査します。白血球の数値が上がると、肺炎や感染症などの疑いがあります。
迅速血液検査
院内で採血して15分ほどで、血糖値とヘモグロビンHbA1cの指標を検査できます。
終夜睡眠ポリグラフ検査
睡眠時無呼吸症候群の検査を行います。電極を体に付けて、睡眠時の脳波や目の動き、呼吸、酸素濃度などを測定します。
簡易肺機能検査
喘息や慢性閉塞性肺疾患の診断に用いられます。
呼気一酸化窒素濃度測定
呼気に含まれる一酸化窒素の濃度を測定します。呼吸器の慢性炎症(喘息)を診断できます。
アレルギー検査
血液検査やパッチテストを行うことで、アレルギー検査ができます。
血管内皮機能検査(FMD)
動脈硬化の兆候を診断する検査です。
24時間持続血圧測定
携帯できる血圧計を装着し、24時間の血圧変動を検査します。
血圧脈波検査
四肢の血管の脈波を調べることで、血管年齢を算出します。
頚動脈超音波検査
頸動脈に超音波センサーを当て、血管の状態を診断します。
ホルター心電図
体に24時間装着できる心電図です。